カタコトでもまず話しかけるところから、
国際交流も商売もグッと広がります!
(著者プロフィール)
韓美齢(かん・みれい)
中国黒竜江省出身。中国遼寧師範大学大学院日本語教育研究科卒業。在学中には日本国費留学生として1年半、福岡教育大学で国語教育研究に勤しむ。中国大連水産学院大学日本語講師を務めた後に来日。リクルートホールディングスをはじめ、ITベンチャー企業等に勤務。現在、都内のスクールで中国語、韓国語専任講師を務め、延べ500人以上の生徒の中国語授業を担当。駿台外語&ビジネス専門学校で非常勤講師、大手企業研修講師、通訳・翻訳者としても活躍。著書に『聞いて丸暗記! 中国語入門』(有楽出版社)。
中国人観光客の爆買い対策に使える!
中国語とその接客術を完全網羅した一冊!
丸暗記するだけですぐに使える!場面別の500フレーズの音声がPC・スマホで聴ける特設サイトと連動!!
集客を伸ばし、口コミを広げて、リピーターを呼び込む。
コミュニケーションが取れないことでのトラブルも回避できる。
言葉がほんの少しわかれば、様々な効果が期待できます。
カタコトの中国語とジェスチャーでもよいので、一生懸命伝えようとすることが、
中国人観光客の心をつかむ結果につながり、さらなるよい口コミを生みます。
単に中国人スタッフに対応させる接客のやり方は
長期的な目でみれば決して得策とは言えません。
本書では、中国人観光客を知り、コミュニケーションが取れるようにするため、
接客するうえでよく使われる中国語の500フレーズと中国と日本の文化の違いをわかりやすく解説したコラムを多数収録しています。
中国人観光客のファンを作り、ビジネスをさらに広げましょう!
中国語発音プチレッスン
本書の著者・韓美齢先生による中国語の母音のひとつ「e」の発音についてのプチレッスンです。
コラム サンプル
本書に収録しているコラムの中から一部抜粋したものを掲載します。コラムには、中国人観光客を迎えるにあたって知っておきたい情報や接客のヒントが書かれています。
中国人観光客が押し寄せる大型連休
日本の年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィークのように、中国にもいくつかの大型連休があります。大きく分けると、春節の期間(1月下旬〜2月中旬)、ゴールデンウィークの期間(5月1日前後の1週間)、学校の夏休み期間(7月中旬〜 8月末)、国慶節の期間(10月1日前後の1週間)です。これらの期間は、多くの中国人観光客が来日する旅行シーズンとなるため、日本側は前もって準備しておく必要があります。
なかでも春節と国慶節は、日本人になじみのない祝日でしょう。春節は旧暦の正月で、この期間は賑やかで活気にあふれています。春節を迎えるにあたり、家の門に「福」や「倒福」(「福」を上下逆さまにした字)を貼り、「福の到来」を願います。大晦日の夜には爆竹を鳴らし、花火を上げ、正月には獅子舞や竜舞などの披露があります。中国の祝日の中で最も重視され、2週間ほどの長期休暇を取る人が多いです。
国慶節は中華人民共和国の建国記念日です。1週間前後の休暇を取る人が多く、この期間中も町中でさまざまなイベントを行って祝います。
これらの春節、国慶節の期間に外国へ旅行するのが最近のブームです。
中国語フレーズ サンプル
本書に収録している500の中国語フレーズの中から20フレーズを紹介します。再生ボタンをクリックすると、正しい発音をストリーミング視聴することができます。500すべてのフレーズを聴くためには、本書に記載しているパスワードを入力してコンテンツページにログインしてください。
※本書のフレーズ紹介では、発音のカタカナ表記も掲載しています。
ビジネス用語
会計
Illustration/ancy wang(Billion Beats:www.billion-beats.com)